中国メディアの中国新聞網などによると、広東省気象局は、6日午後3時20分現在、省内全域が高温警報の発令地域となっていることを明らかにした。うち清遠市陽山県や韶関市仁化県などでは高温では4段階で最高の赤色警報が発令さている。また、江蘇や浙江、上海など東部でも記録的な高温となっており、電力に需給ひっ迫の恐れある。(写真は東網のサイト)
広東省気象局の予測では、6~7日は一部でにわか雨が予想されるが、ほとんどの市・県が晴天となる見込み。同省の大部分の地域で35~37度、一部では38~39度の高温となる見通し。
中国では8月に入り、長江中下流の南側の江南地区などで高温が続いており、江蘇、浙江、上海、江西の一部では40度を超えた。今回の高温は長期間続き、浙江、上海西部、江西中北部では11日まで続く見通し。地表温度が60度に達する場合もある。
今年夏の猛暑でエアコンの使用が増えており、電力需要の急拡大から供給不足の恐れが出てきた。浙江省の送電会社は7月から、電気自動車(EV)の充電は電力消費のピーク時を避け、夜間に行うよう求めた。
◇出典
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https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240806/bkn-20240806220214790-0806_00952_001.html