
江蘇省蘇州市政府の発表によると、蘇州市トップの劉小涛・市共産党委員会書記が16日、進出する日本精工の市井明俊社長と会談し「外国人にさらに便利で快適、安全な環境を提供するよう努力したい」と述べた。6月に同市で起きた日本人母子襲撃事件を念頭に置いた発言とみられる。(写真は東網のサイト)
中国メディアの澎湃新聞によると、劉書記が日本の関係者と面会するのは2週間以内で2回目。5日には、日本国際貿易促進協会の訪中団と会見した。
中国メディアの澎湃新聞によると、劉書記が日本の関係者と面会するのは2週間以内で2回目。5日には、日本国際貿易促進協会の訪中団と会見した。
劉書記は、同協会の代表との会談で、日本との交流を重視しており、一流の事業環境の整備に力を入れていることを強調した。
蘇州市の23年の貿易額は2兆4515億元。23年の新規の外国資本投資事業は1339件、直接投資額(実行ベース)は69億ドルに上った。23年末までに、世界500大企業のうち175社が蘇州で計486件の事業を手掛けた。
日本精工は、世界でも先進的な総合軸受メーカーで、1995年、蘇州市内の昆山市に工場を設立した。中国本部や研究開発(R&D)本部なども相次ぎ蘇州に進出した。
◇出典
https://www.suzhou.gov.cn/szsrmzf/szyw/202407/5af8dbe88e2047b29273c50445230345.shtml
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_28098229