2024年6月19日土砂中国メディアの紅星新聞によると、福建省竜岩市の上杭県にある清源山で16日午後、山崩れがあり、斜面に建っていた清源古寺が土砂に押しつぶされた。連日の大雨のため、寺の境内に避難していた住民6人ががれきの下敷きとなり、18日午後現在も見つかっていない。

 上杭県では16日午前6時から強い雨が降り続き、県内の11の郷鎮(町村)で累積の雨量が250ミリを超えた。15の郷鎮では24時間の雨量が過去最多を更新した。県内の主要河川全部が増水し、一部は警戒水位を4.78メートルも上回った。

 住民によると、寺の崩壊で行方不明となった6人は家族。山崩れの後も続く大雨のため通信は断絶、道路は寸断され、救助隊は徒歩で現場に向かった。約60人が18日になってようやく現場に到着したが、道路が不通で重機が入れられず、捜索作業は人の手で行っているという。

 清源古寺は、清朝時代の1668年の建立。2004年になって寺に通じる道が開通し改築などが行われた。

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