2024年6月6日水害中国メディアの中国新聞網などによると、広西チワン族自治区では6月2日以降の大雨の影響で、自治区を流れる河川18本の観測所18カ所で警戒水位を0.02~2.26メートル超えた。広西ではまた、豪雨の影響で、送電会社の広西電網の管内で、送電線24本で停電が起き約11万世帯が影響を受けた。(写真は東網のサイト)

 広西の大部分で2日以降、大雨が続いており、一部地区で累積雨量が最大264.2ミリに達した。同区の北海市では2日以降の大雨で一部市街地で約1.2メートルの冠水を記録した。自動車が水没したり、孤立した住民がゴムボートで助け出されたケースもあった。

 同自治区の玉林市では5日午前4時から大雨が降り、一部で降水量が144ミリを記録。市街地の多くが冠水した。市内の小中学校と幼稚園の一部が半日授業を休んだ。

 広西では2日午後から24時間に、3市6県で洪水の被害があり、住民約2万3000人が被災し、138人が避難した。中央気象台の5日の発表によれば、広西東部と広東西部では引き続き大雨が予想されている。

◇出典

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240605/bkn-20240605180057389-0605_00952_001.html

https://www.chinanews.com.cn/sh/2024/06-05/10228770.shtml

◇参考情報