2024年5月31日鐘中国では肺がんの兆候である肺結節の新規発見例が毎年1千万~2千万に上ることが分かった。中国では肺結節の高リスク層が1億5000万人いるという。中国メディアの光明網が中国中央テレビの情報として伝えた。

 感染症の専門家で、科学アカデミー、中国工程院の院士(会員)である鍾南山氏は、新型コロナウイルスの影響で、コンピューター断層撮影装置(CT)の使用が増えたこと、人工知能(AI)の使用などで検査の精度が増したことが原因と指摘。「過度に恐れる必要はない」と述べた。

 鐘氏によれば、成人の30~40%に3ミリから1センチの肺結節が見つかる。AIが識別すれば、この割合は60%になるが大多数は良性。ただ、無視することは危険で、科学的な治療が必要。社会的な認知を高めると同時に、早期の発見と治療を進めるべきだという。

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