2024年4月16日労災
 中国メディアの光明網によると、広東省江門市新会区の国道G240号線の一部である道路橋「潭江特大橋」の建設工事現場で13日午後4時ごろ、橋脚の周囲の鋼鉄製支柱が崩落し、作業員2人が死亡、1人が軽傷を負った。他に1人が行方不明になっている。(写真は東網のサイト)

 江門市と新会区政府は事故対策本部を設置。行方不明者の捜索を進める一方、事故原因の調査を始めた。建設工事は一時中断した。

 作業員4人のうち、3人は支柱の上から橋脚上に落下。1人は川の中に落ち行方不明となった。行方不明者は湖南省長沙市出身の男性(56)で、事故現場を含む周辺の工事現場で働いていた。

 「潭江特大橋」は、建設会社の中鉄上海工程局集団第三工程が受注し工事を進めていた。同社の担当者は「詳しいことは良く分からない」と語った。

 中国では建設工事に絡み、今回と似た労災事故が頻発している。2023年1月には、貴州省遵義市のセメント工場の建設工事現場で作業用の足場が崩落し、作業員6人が死傷した。11月24日は、山西省臨汾市安沢県の建設工事現場でコンクリートを流し込む作業中に足場が崩落し7人が死亡した。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1796445061994210099&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240415/bkn-20240415150044073-0415_00952_001.html

◇参考情報
工場建設現場で足場崩落=6人死亡、3人けが―貴州