南シナ海の領有権を巡り中国とフィリピンの争いが続く中、フィリピンのマルコス大統領は31日、自国の領土と平和が深刻な脅威にさらされているとして、海上の保安を強化する大統領令を発表した。大統領の署名は25日。台湾の中央通信社が3月31日伝えた。（写真は星島日報のサイト） 大統領令は中国を名指ししていないが、南シナ海で中比両国がにらみ合う事件が頻発し、非難の応酬が続いている。マルコス大統領は3月28日にも、中国海警による「違法で脅迫的、挑発的、危険な攻撃」に報復を行うと宣言した。
大統領令はまた「フィリピン政府海事委員会」の再編と、国家安全保障顧問、国家情報機関などからなる南シナ海専門班の新設も命じた。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/aopl/202403310193.aspx
https://std.stheadline.com/realtime/article/1990177/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D-%E8%89%A6%E8%89%87%E7%B7%A8%E9%9A%8A%E5%9C%A8%E5%8D%97%E6%B5%B7%E6%BC%94%E7%B7%B4%E6%89%93%E6%93%8A%E6%AD%A6%E8%A3%9D%E6%BC%81%E8%88%B9
