台湾の中央通信社によると、出稼ぎ労働者の賃金未払いが日常化している。ネットメディアによると、2023年12月の時点で、建設工事現場で働く出稼ぎ労働者の99%が、基本給の1000元~2000元(約2万~4万円)ですら、毎月の決まった日時に給料を受け取れていない。

 出稼ぎ労働者以外でも、地方政府の財政悪化により、公立病院の職員の賃金未払い問題が深刻化している。今年2月には山東省の魯西南病院では8カ月分の賃金4500万元(約9億3000万円)が未払いとなり、院長が職員への謝罪のため絶食する騒ぎが起きた。昨年12月、甘粛省平涼市涇川県の病院では、業績連動給の未払いが15カ月続いた。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202402120111.aspx


◇参考情報