中国メディアの光明網によると、陝西省楡林市の定遠県政府は7日、県内の一家5人が一酸化炭素(CO)中毒で病院に運ばれうち4人が死亡したと発表した。5人は自宅で石炭を燃料とする暖炉を使っていた。
定遠県政府は、低品質の石炭を暖房に使うとCO中毒事故を起こしやすいとして注意を呼び掛けた。中国では冬に入り飲食店や民家でのCO事故が続発している。
河南省洛陽市の伊川県でも4日午後、マントウ(蒸しパン)店内で従業員3人が倒れて病院に運ばれ、うち1人が死亡した。当局は、店内の換気が悪く、3人がCOに中毒したとみている。
昨年12月27日には、山西省太原市源区にある鍋料理店で客ら23人がCOに中毒した。12月22日には、河南省安陽市安陽県の白璧鎮の飲食店で、鍋料理を囲んでいた男性住民3人が死亡、3人が病院に運ばれた。
中国応急管理省は、ネット通販最大手、アリババ集団傘下の生鮮スーパー「盒馬(フーマー)鮮生」の安徽省合肥市の店舗で12月30日、CO中毒事故が発生し、買い物客ら36人が体調不良を訴えて病院に運ばれたことを明らかにした。
◇出典
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https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240107/bkn-20240107170522859-0107_00952_001.html