中国メディアの封面新聞などによると、重慶市渝北区玉峰山鎮双井村で13日、「土捨て場」が崩れて溜まっていた泥水とともに土砂が流出し、付近の民家数棟が覆れて、住民多数が生き埋めになった。同区応急管理局によれば、3人が死亡、2人がけがした。(写真は封面新聞のサイト)
大量の泥水と土砂で、3階建ての民家数棟が完全に覆われた。生き埋めとなったのは、高齢の夫婦2組などで、重慶市と同市渝北区の応急管理局から救助隊が急行し救出作業を行った。
双井村の「土捨て場」は2022年から使われ、住民の一部が安全性の問題が指摘されていた。しかし、政府の担当機関は取り合わず対策は行われなかった。
住民によれば「土捨て場」には、セメントなどの建築廃材が捨てられ大量の泥水が溜まっていた。周囲にはフェンスなどの防護施設は何もなかった。流れ出た泥水と土砂で民家のほかダンプカー1台も埋まった。
中国では2016年にも江蘇省塩城市で「土捨て場」が崩壊。泥水と土砂が流出して5人が死亡する事が起きた。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1785399751411655983&wfr=spider&for=pc
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https://mbd.baidu.com/newspage/data/landingsuper?context=%7B%22nid%22%3A%22news_9734776189399768257%22%7D&n_type=1&p_from=4
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20231216/bkn-20231216120439664-1216_00952_001.html
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