20231130上海米紙ニューヨーク・タイムズ(中国語電子版)は28日、中国で3年間に渡る厳しい新型コロナウイルス対策が終了後、中国の富裕層が数千億ドルに上る資金を海外に流出されたと報じた。資金は東京の高級マンションなど資産購入に使われたほか、中国より金利が高い欧米の銀行口座に預金されたとみられる。(写真は中央通信社のサイト)

 資金の流失は、中国でコロナ収束後、経済の回復力が弱いことや将来の不安が原因。国人世帯の主要な資産運用場所である不動産市場が低迷していることや、習近平政権がビジネス活動に打撃を与えたり、社会の統制を強化していることも不安の要因とみられる。

 中国政府が資金の海外移転を厳しく規制しているため、中国人は手荷物に入れられる小型の金地金(インゴット)を購入したり、大量の外貨を購入したりしている。

 海外不動産の購入も選択肢で、東京のオンライン不動産会社によると、東京で300万ドル以上のマンションの主要な書いては中国人。いずれも現金で支払うため数えるのが大変だという。

 コロナ前、中国人の買い手は主に、東京で33万ドル以下の物件を買い、賃貸するのが通常だった。現在は、さらに大きな物件を購入し、投資ビザを取得した上、一家で引っ越して来るケースが目立つ。
 今年は毎月、500億ドルの資金が中国から流出している。主な流出元は中国の家庭と民営企業だという。

◇出典

https://cn.nytimes.com/world/20231128/gold-bars-and-tokyo-apartments-how-money-is-flowing-out-of-china/zh-hant/

https://www.cna.com.tw/news/acn/202311290151.aspx