20231129炭鉱 中国メディアの毎日経済新聞によると、黒竜江省双鴨山市の炭鉱会社、黒竜江竜煤双鴨山砿業(双鴨山砿業)の双陽炭鉱で11月28日午後2時40分ごろ事故が起きた。作業員の救出が行われたが、同日午後6時20分現在、11人が死亡した。土圧で岩石が瞬時に破壊されて飛び散る「衝撃土圧」事故とみられ、当局が詳しい原因を調べている。同炭鉱は前日の27日、当局が安全検査を行ったばかりだった。(写真は東網のサイト)


 双鴨山砿業は2014年に発足。過去3年間に、黒竜江省煤炭生産安全管理などから、機械の防護フェンスがないなど安全規則に違反しているとして、数十回の行政処罰を受けた。罰金は計555万5600元(約1億1600万円)に上る。

 11月27日には、当局の検査チームが石炭採掘や掘進、機械・電機の状況、通風、輸送、防水などの態勢について検査を実施。終了後、同社と会議を開いて改善点などを指摘していた。

 11月13日には、親会社の黒竜江竜煤工業控股のトップが双鴨山砿業を訪問。坑道の拡張などを進め、生産拡大を指示した。

 中国では炭鉱事故が頻発。今年2月には内モンゴル自治区西部のアルシャー盟アルシャー左旗にある露天掘り炭鉱で大規模な崩落事故があり、作業員53人が死亡、6人がけがした。今月16日には、山西省呂梁市の炭鉱会社の事務棟で火災があり、26人が死亡、38人が重軽傷を負った。

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炭鉱内でガス爆発=11人死亡、11人けが―陝西