20231128マレーシア 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、2014年3月8日、マレーシア・クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便のボーイング「777-200ER」型機が行方不明となり、インド洋に墜落したとみられる事故で、中国人乗客の家族約40人が同航空への損害賠償などを求めた訴訟の審理が11月27日、北京市朝陽区人民法院(裁判所)で初めて行われた。(写真はRFAのサイト)

 事故の行方不明者の家族は、マレーシア航空と機体を製造した米ボーイング社に損害賠償、保険会社の独アリアンツに保険金の支払いを求めている。

 家族のうち母親が行方不明の北京在住の姜輝氏は「これまでに一銭ももらっていない。精神上だけでなく、金銭上でも大きな負担となっている」と述べた。

 中国メディアによると、家族は1000万~8000万元(約2億~17億円)の賠償を求めている。姜輝氏は、家族が賠償金のほとんどを行方不明となっている機体の捜索に使うつもりだと述べた。

 家族は、外務省など中国政府が積極的な役割を果たすことを期待している。シンガポール国立大学の荘嘉穎副教授は、他国で発生した他国の航空会社の事故であり、中国政府ができることは限られていると指摘している。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shehui/gf-11272023084506.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202311270135.aspx