
バイデン大統領は会談終了後、単独で記者会見し、医療用麻薬フェンタニルの中国からの流入阻止や、米中の偶発的な衝突を避けるため、両国軍部の直接対話の再開で一致したと述べた。
バイデン大統領は会見で、記者の質問に答えた際、習近平氏について「ある意味で彼は独裁者だ。1人で国家を管理しており、政府の型式はわれわれとは完全に異なる」と発言。習氏を独裁者とみていることを改めて強調した。
バイデン大統領によれば、両首脳はウクライナ戦争やガザでの衝突など、世界の問題についても意見を交換。大統領は台湾海峡の安定の重要性を強調したという。
米ホワイトハウスによれば、バイデン大統領は、台湾総統選挙の結果を尊重するよう要求。習氏は、台湾に武力を使う計画はないと述べる一方、「平和はもとより大事だが、場合によってわれわれは、さらに広い解決策を求める必要がある」と述べたという。
○米中首脳、11月に米で会談へ=ホワイトハウスが発表
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/junshiwaijiao/kw-11162023021216.html
◇参考情報