20231117火災 中国メディアの極目新聞などによると、16日午前7時ごろ山西省呂梁市の炭鉱会社、永泰煤鉱集団の事務棟で火災があり、同日午後2時現在、26人が死亡、38人が重軽傷を負った。現地の警察は、炭鉱会社の責任者数人を拘束した。(写真は東網のサイト)

 火災が起きた事務棟は、鉄筋コンクリート造りの4階だて。床面積は6920平方メートル。更衣室や事務室、浴室などのうち、2階の従業員用浴室が火元となった。汚れた衣服を入れる電動式のゴンドラ1個が火が上がり燃え広がった。

 消防隊員によると、火災発生時は炭鉱員の交代時間で、浴室が混み合っていた。閉鎖的な空間に煙が充満、炭鉱員多数が有毒ガスを吸い、死傷者が増えたとみられる。

 ニュースメディアの海報新聞によれば、今回の火災は中央政府も重視。米国滞在中の習近平国家主席も、負傷者の治療に全力を挙げるとともに、迅速に原因を調査し、厳しく責任を追及するよう指示した。

 永泰煤鉱集団は民営複合企業、山西東泰能源集団(呂梁市)の傘下。石炭の年産能力は150万トン。従業員数837人。炭鉱は2020年11月に開発を始めた。

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