中国メディアの大皖新聞などによると、福建省泉州市の水上レストラン「聚竜軒餐庁」で11月9日、ガラス製の床が割れて食事客2人が水中に転落し1人が水死した。死亡したのは泉州市洛江区の前区長だった。警察が事故原因を調べている。（写真は極目新聞の画面）

　「聚竜軒餐庁」は泉州市恵安県の湖畔にあり、建物は鉄筋コンクリート造りで、湖底に打った杭の上に建てられている。床はガラス製で、湖の魚などを眺めながら食事ができる。9日夜、ガラス製の床が割れて食事中の2人が転落した。

　近くの飲食店の従業員は「レストランの床は、以前は木製だった。いつごろガラスになったのかは知らない」としている。

　前区長は2015年1月、洛江区人民代表大会（区議会）で区長に選出。19年12月に退任した。