中国のニュースメディア、光明網によると、浙江省温州市永嘉県で11日午前10時51分ごろ、リフォーム工事中の4階建ての住宅が突然崩落し、作業員ががれきの下敷きとなった。警察や消防が出動して救出作業を行い、同日午後6時20分に全員を見つけたが、既に死亡していた。警察などが事故原因を調べている。(写真は東網のサイト)
当局によれば、民家は1990年代初めに完成。4階建てに3戸の住宅が入っていた。長年賃貸されていたが、家主が最近、自身が住むためにリフォーム工事を進めていた。
近くに設置されていた監視カメラの映像によると、大きな音とともに建物が崩落し、大量の粉じんがが舞い上がった。作業員1人が走って逃げる姿も映っていた。
通報で救助隊員約300人と車両約20台が急行し、救出作業を始めた。現場の責任者によると、建物は粉々に壊れており、救出作業は玉ねぎをむくように、がれきを少しずつ取り除きながら進められていた。雨が降っていたことも、救出作業を一層困難にしたという。
中国では建物が突然崩落する事故がしばしば発生。10月には広東省韶関市で建築中の2階建ての建物が突然崩落し、作業員5人が負傷。4月には、湖南省長沙市望城区で8階建てのビルが崩落、住民63人が死傷した。
◇出典
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