中国メディアの快科技などによると、内モンゴル自治区アルシャン市の路線バス会社、アルシャン宏盛公交客運は、気温低下で航続距離が短くなり、路線の全部を走れなくなったとして、電動バスの運転を一時停止した。同社は代替としてエンジン車2台を借り、8日朝から投入した。(写真は星島日報のサイト)
アルシャン市の現在の昼間の気温は零下11度前後。1日の気温は零下18度から零下7度と寒さが厳しい。中国で普及が進む電気自動車(EV)はリチウムイオン電池が主体だが、同電池は化学的な特性で低温だと能力が低下し、零下20度時の電池容量は15度の時の60%に低下する。
電動バスの1回充電後の航続距離は、夏だと200キロあっても極寒の冬だと120キロに短縮。暖房のためエアコンを動かせば、走れる距離はさらに短くなる。
アルシャンなど内モンゴル東部と東北地区は7日ごろから大雪が続いている。積雪は10~20センチ、一部では25センチを超える見通し。内モンゴルと東北地区は2022年11月も、歴史的な大雪となり、内モンゴルと吉林、遼寧の一部で40センチ以上の積雪を記録した。
◇出典
https://news.mydrivers.com/1/944/944463.htm?ref=https%3A//www.baidu.com/link%3Furl%3D38KMaH-wIo9BaSeW7Xm8ACFIlydzIMwFooyF3DS_ljH0eGzTnCTlhqM92tpXNoTRY6rj5wwusguFbeuOTB3UI_%26wd%3D%26eqid%3Db9203b8a003dc94600000006654ba06c
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1781897776350910965&wfr=spider&for=pc
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