20231108サル痘台湾・中央通信社によると、台湾衛生福利省疾病管制署は7日、ウイルス感染症のサル痘(エムポックス)による初の死者を確認したと発表した。(写真は星島日報のサイト)

 同署によれば、死者は北部に住む30代の男性で、8月に症状が現れ、9月11日にサル痘およびHIV・後天性免疫不全症候群(AIDS、エイズ)と診断された。免疫力が著しく低下しており、抗ウイルス剤を使ったが11月1日に死亡した。

 台湾大学付属病院教学部の盛望徽主任は「サル痘とHIVはウイルスの感染経路が似ており、世界でも双方に感染した例がある。一般にサル痘の死亡率は0.1~0.2%だが、HIVに感染し免疫力が低下すれば7%になる」と話している。 

 同署によれば、11月6日現在、台湾のサル痘患者は計355人。338人が国内、17人が海外で感染した。地域別では新北の83人が最多で、台北が55人で2位、高雄が49人で3位だった。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/ahel/202311070209.aspx


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