米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、経済低迷が続き政治的な締め付けが強まる中、多くの中国人が出国を選択している。米AP通信によると、今年1~9月、メキシコから不法入国し米国境警備隊が逮捕した中国人が前年同期の13倍の2万2187人に上った。(写真はRFAのサイト)
9月の逮捕者は4010人で、8月に比べ70%増えた。大多数が単身の成人。密入国者のうち中国人の数は、9月は第9位に上昇した。
中国人密入国者の1人はAP通信に「中国の抑圧的な政治環境と、経済の見通しの暗さから逃れたかった」と話している。パナマのダリエン地峡を越えて米国を目指す中国人が増加を続けている。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/2-11012023105533.html