米公共放送ボイス・オブ・アメリカ（ＶＯＡ）によると、米ホワイトハウスは10月31日、バイデン大統領が11月、米サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議に訪れる中国の習近平国家主席と会談する見通しだと発表した。実現すれば両首脳の会談は2022年11月以来、1年ぶりとなる。（写真はVOAのサイト）

　ホワイトハウスのジャンピエール報道官は「会談は大統領が望んだもので、困難だが重要な対話となる」と述べた。さらに「両首脳が建設的な話し合いを行うことが米国の目標だ」と語った。

　米中首脳会談について、中国政府はコメントしていない。ただ、発表より前、王毅共産党政治局員兼外相がワシントンを訪れており、首脳会談に向けた地ならしとみられている。

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