台湾の中央通信社によると、英議会下院国防委員会は24日、「英国国防とインド太平洋地区」と題するリポート発表した。リポートは、台湾の呉ショウ（金ヘンにリットウ）燮外相の発言を引用、中国が2027年に台湾へ武力侵攻する可能性があると指摘し、英政府と軍隊に対し相応の対応計画を定めるよう求めた。（写真は中央通信社のサイト）

　下院国防委員会は、政府が中国共産党指導下の中国が英国への挑戦者とみている点を評価した上で、軍事面では中国が英国の安全保障上の脅威と評価する必要があるとした。

　下院国防委員会のリポートは50ページ。中国の目標が世界の制覇であり、手段はますます侵略的になっていると指摘。中国は「今後数年以内に」台湾に正面から対決する考えだとした。直接軍事行動と「グレーゾーン攻撃」のどちらもありうるとした。

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