20231021アルミ中国メディアの央広網によると、20日午後9時21分ごろ、広西チワン族自治区平果市の工業団地にある金属加工業、広西興越材料科技の再生アルミ鋳造工場で爆発があり、建屋が崩れて作業員ががれきに閉じ込められた。警察や消防が急行し救出を行ったが、21日午後0時24分までに、事故当時作業中だった6人全員の死亡を確認した。(写真はRFAのサイト)

 警察などが事故原因の調査を始めたが、専門家グループは、アルミの棒の引き抜き加工中、高温のアルミ溶湯が漏れて冷却水内に落ち、爆発が起きたとみている。

 ネット上の投稿映像によれば、爆発後に火柱が吹き上がり濃い煙が立ち込めた。工場近くの住民は「爆発の衝撃は大きく、家のガラスが全部割れた。地震かと思った」と話している。

 中国では工場の爆発事故が相次いでいる。9月には河北省滄州市東光県の工場で21日午前11時ごろ、爆発があり、従業員2人が死亡。5月には山東省聊城市にある中国化学最大手、中国中化集団(シノケム)傘下の工場が爆発し、少なくとも従業員5人が死亡した。

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