中国メディアの証券時報によると、浙江省海寧市の観光名所「塩官潮景区」で10月1日午後1時13分ごろ、銭塘江の大逆流を見学中の観光客数人が、押し寄せた川の波に倒されけがし病院に運ばれた。護岸上の欄干も壊れた。銭塘江は毎年、中秋後の満潮時に河口から大逆流が起き、観光客多数が見学に訪れる。(写真は証券時報のサイト)
波が押し寄せたのは、塩官潮景区の「占鰲塔」東側の一角。観光客多数が押し倒されたほか、石とコンクリート造りの欄干が長さ約25メートルにわたり跡形もなく壊れた。けが人はいずれも軽傷だったという。事故のため1日夜のライトショーは中止となった。
香港メディアの東網によると、波で壊れた欄干は約100メートル。見学客は、壊れた欄干一部が当たってけがし、少なくとも2人は入院して治療を受けている。観光客の1人は「家族は欄干の破片が当たってけがした。当局は入場料の返却に応じた」と話している。
同区を管理者によると、10月1日は約2万5000人が大逆流の見学に訪れた。同区は2日、施設の受け入れ可能が限度に達したとして、オンラインでの入場券の販売を中止したほか、入場客数の制限措置を行うと発表した。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1778637345525618561&wfr=spider&for=pc
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20231002/bkn-20231002003321729-1002_00952_001.html
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