20230919サル痘 中国メディアの和訊網によると、中国疾病対策予防センターは最新リポートで、中国で今年8月、新たに501人をウイルス感染症のサル痘(エムポックス)の患者と診断し、初めて女性の感染者5人を確認したことを明らかにした。(写真は東網のサイト)

 広東南方医科大学公共衛生学院・生物安全研究センターの趙衛主任によると、女性患者の発生は感染が一層拡大していることを示している。女性患者5人はいずれも発症前の21日間に異性との性的接触があった。サル痘は性的接触が主な感染経路で、今後、大規模な感染が起きる可能性は小さいという。

 中国疾病対策予防センターによれば、サル痘患者の98.9%は男性で、うち92.5%は男性間の性的接触があった。8月に確認された女性患者5人のうち3人は、異性のパートナーが感染者だった。

 北京佑安病院・感染総合科の李ドウ(人べんに同)主任は、今後、家庭内で子どもや高齢者が感染する恐れもある。ただ、家庭内感染の可能性は低く、必要以上に恐れる必要はないという。

 国家衛生健康委員会は20日、サル痘を伝染病予防治療法の乙類に分類し管理を強化した。中国は感染症を感染力や危険度の高さにより甲類、乙類、丙類の3種類に分類している。

◇出典

http://news.hexun.com/2023-09-18/210244496.html

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1777093787948263712&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230918/bkn-20230918140134913-0918_00952_001.html

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230915/bkn-20230915110503378-0915_00952_001.html


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