中国のニュースメディア、中国新聞網などによると、広西チワン族自治区玉林市で10~11日、台風11号(ハイクイ)の影響による大雨が降り、同市博白県などで山崩れが起きた。住民7人が死亡、3人が一時行方不明となっていたが、その後遺体でみつかった。(写真は好看視頻のサイト)
香港メディアの東網によると、博白県のほか陸川県、福錦区で複数の山崩れが発生。博白県では県内を流れる南流川の水があふれ、20年に一度の洪水が起きた。このほか同自治区北海市の複数の村落も浸水。一部で堤防が決壊して住民が避難した。
地元メディアによると、行方不明後に遺体でみつかった3人は家族で、60歳ぐらいの2人と1歳ぐらいの子ども。山の中腹にある家が山崩れの土砂で押しつぶされた。住民によれば3人は家の中にいた。
ニュースメディアの澎湃新聞によると、玉林市では10日夜から大雨が降り始め、11日夜まで続いた。同市の8日~10日の計50時間の累計雨量が、観測所11カ所で400ミリ超、55カ所で250ミリ、98カ所で100ミリ超を記録。同市博白県では511.2ミリを観測した。
◇出典
https://www.chinanews.com/sh/2023/09-13/10076806.shtml
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_24576902