
中国メディアの大皖新聞などによると、湖北省武漢市江夏区の江夏紙坊地区で11日午前7時ごろ、903線の路線バスが別の大型バスと正面衝突し、少なくとも3人が死亡した。路線バスの運転手がてんかんの発作を起こしたとの情報がある。(写真は東網のサイト)
ネット情報によると、路線バスは最初、バス停に乗り上げて2人をはね、さらに塀などに衝突した後、別の大型バスにぶつかって止まった。死者はバス停にいた2人と運転手とみられるが、計6人に上るとの情報もある。
ネット上では、運転手に持病がある疑いがあるのに、運転免許証を取得できたことを疑問視する声が挙がっている。また、現場付近は歩道がないなど道路事情が悪いことも被害を広げたとの指摘も出ている。
中国では、運転手の急病による路線バスの事故がしばしば発生。2022年6月には上海市浦東新区で、路線バスが欄干を突き破って川に転落。まもなく運転手が救出されたが心筋梗塞と診断された。同月、遼寧省大連市でも、路線バスが停車中のトラックなど16台に次々と衝突し1人がけがした。この時も運転手が心臓血管の急病と診断された。
◇出典
http://app.myzaker.com/article/650017711bc8e06a3900003c
https://www.163.com/dy/article/IEE5P8B50553VIVI.html
◇参考情報