中国のネット情報によると、重慶市奉節県人民病院の医師が4日、勤務中に患者の家族に刃物で刺され、まもなく死亡した。奉節県衛生健康委員会は4日、メディアの取材に対し、事件の処理は警察に任せており具体的な状況は分からないと回答した。中国の情報サイト、新浪新聞が4日伝えた。(写真は星島日報のサイト)
ネット情報によれば、医師は肛門科の所属で、当直室で患者の家族に刺された。襲った家族は自殺を試みたが未遂に終わり現在治療を受けている。医師の刺し傷は14カ所に上り、恨みによる犯行とみられている。
香港メディアの星島日報によると、ネットには医師の知人とみられる同僚が投稿。医師がまじめで責任感が強く、新型コロナウイルス禍の3年間、一線で活動していたことを紹介し死を悼んだ。
警察の発表によれば、容疑者は地元に住む男(58)。医師の他に1人も刺されたが、命に別状はない。男は犯行後自殺を試みたが失敗。現在、警察の管理下で治療を受けている。
中国では医師が病院内で襲われる事件がしばしば発生。今年2月には、遼寧省瀋陽市の遼寧中医大学付属病院の9階で、医師が患者に銃のようなもので撃たれ、重傷を負った。
◇出典
https://news.sina.com.cn/s/2023-09-04/doc-imzkqcmy2336617.shtml
https://std.stheadline.com/realtime/article/1949575/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E9%87%8D%E6%85%B6%E9%86%AB%E7%94%9F%E9%81%AD%E7%97%85%E4%BA%BA%E5%AE%B6%E5%B1%AC%E9%80%A3%E6%8D%8514%E5%88%80%E6%85%98%E6%AD%BB-%E7%9F%A5%E6%83%85%E4%BA%BA-%E5%88%80%E5%88%80%E6%94%9E%E5%91%BD
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