中国メディアの北京日報によると、浙江省台州市路橋区横街鎮の集合住宅で8月30日午前3時41分ごろ火災があった。家族6人が逃げ遅れ、その後救出されたが、全員が死亡した。
別のメディアの中華網によると、集合住宅は4階建て。関係者によれば、1階で充電中の電動バイクから出火し4階まで延焼した。死亡した家族は、自宅でステッカーを作る仕事をしていた。火はステッカーに燃え移って勢いを増し、4階まで燃え広がった。(写真は東網のサイト)
住民によれば、電動バイクは充電に約8時間かかり、夜間に建物の通路で充電するのが通常で、出火すると逃げ遅れる場合が多い。
香港メディアの東網によると、火元は集合住宅の2階。死亡した6人は、3代が一緒に暮らす家族。2歳と8歳の子どもも死亡した。
中国では充電中の電動バイクが火元となる火災がしばしば発生。今年2月には、四川省広安市の集合住宅で電動立ち乗り二輪車が充電中に出火。子どもら4人が死亡した。2022年12月には、江蘇省南京市の集合住宅で、充電中の電動バイクから火が出て父子が死亡した。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1775646092740988765&wfr=spider&for=pc
https://news.china.com/socialgd/10000169/20230830/45374063_all.html#page_2
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230831/bkn-20230831110205130-0831_00952_001.html
◇参考情報
○電動バイク絡みの火災全国で4.1万件 約200人死傷