中国のニュースサイト、央広網によると、江蘇省塩城市の塩城経済技術開発区の歩鳳鎮で27日深夜に竜巻が発生したとの情報がＳＮＳ（交流サイト）に投稿された。央広網の取材に対し、歩鳳鎮政府は竜巻の発生で住民2人がけがし、一部の民家が壊れたと述べた。詳しい被害状況は調査中だという。（写真は星島日報のサイト）

　江蘇省塩城市では8月13日にも、大豊区で竜巻があり、2人が死亡、15人がけがした。江蘇省気象台によると、同省は竜巻の多発地域で、揚州、泰州、淮安、塩城などで発生しやすい。時期は6～8月に集中しているという。

　歩鳳鎮の60代の住民は「27日の夜11時ごろ、家の中で大きな音が聞こえた。十数秒後に屋外に出てみると、屋根瓦がみななくなっていた。ビニールハウスにも大きな被害が出た」と述べた。

◇出典

○江蘇省徐州で竜巻、12人重軽傷　56世帯の住宅損壊

○遼寧2市で竜巻＝開原市で10人以上けが