中国のニュースサイト澎湃新聞によると、浙江省杭州市蕭山区の農村でこのほど、住民の男性(52)がザリガニを捕獲中に「とげ」で指先をけがし、3日後に敗血症と多臓器不全で死亡した。中国でザリガニは食材として近年人気が高く、男性死亡のニュースに衝撃が広がっている。(写真は星島日報のサイト)
浙江大学医学院付属第一病院によると、男性は高血圧や糖尿病、慢性腎臓病などの持病があった。指の傷からザリガニの体に着いていた「エロモナス属菌」に感染した後、持病で弱っていた体が耐えられず、症状が急速に悪化したとみられる。
男性の傷は小さく出血もわずかで、痛みも小さかった。その後、親指が腫れて皮膚が紫色に代り、悪寒や発熱、吐き気の症状が現れた。その後、家の中で倒れて昏睡状態になったという。
◇出典
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_24391486