中国のニュースサイト、中国新聞網の15日の報道によると、江蘇省塩城市大豊区の集落で13日午後4時15分ごろ、竜巻が発生した。当局によると、住民2人が死亡、15人がけがした。農家235戸とビニールハウス32本が損壊した。(写真は東網のサイト画面)
気象情報サイトの中国天気網によれば、塩城市大豊区の竜巻は約15分間続いた。最大風力は秒速29メートル。住民の女性は「3時ごろ強い風と大雨があり、まもなく竜巻が土砂を巻き上げているのが見えた」と話している。
気象情報サイトの中国天気網によれば、塩城市大豊区の竜巻は約15分間続いた。最大風力は秒速29メートル。住民の女性は「3時ごろ強い風と大雨があり、まもなく竜巻が土砂を巻き上げているのが見えた」と話している。
同区の商店主は「黒色の竜巻が北東から南西に向けて移動しているのが見えた。見たことのない高さで、数百メートルあった」と述べた。さらに「風の音のほか、金属がぶつかり合う音が聞こえた」と語った。商店主の自宅では、窓ガラスは割れ、屋根瓦が吹き飛んだという。
中国天気網よると、江蘇など中国の長江中下流地帯は竜巻の多発地帯。1991~2020年の統計では、江蘇、広東、湖北、安徽で竜巻の発生回数が多い。中でも江蘇と広東は最多で、それぞれ年平均4.8回と4.3回起きている。
◇出典
http://www.chinanews.com.cn/sh/2023/08-15/10061185.shtml
http://www.chinanews.com.cn/sh/2023/08-13/10060621.shtml
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_24219436
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_24223771
◇参考情報