
中国メディアの環球網によると、重慶市万州区の住宅団地「錦繍江南小区」内の高層住宅の6、7号棟で5日午前10時ごろ、周囲の道路面が沈下し建物の基礎部分がむき出しになっているのが見つかった。地元政府の誘導で2棟の住民が避難した。(写真は東網のサイト)
別のメディアの央広網によると、万州区政府は調査の結果、連日の大雨で道路下の土砂が流れ出したためとみている。けが人の情報はない。
「錦繍江南小区」では今年3月、洪水防止用の排水施設の近くで住宅団地の住民が、勝手にため池をつくり魚を養殖していることが発覚。地元政府が、施設の機能に影響を与えるとして住民にため池を撤去させた。ため池が道路面の沈下に関係している可能性もある。
中国メディアの澎湃新聞によると、天津市の津南区八里台の住宅団地でも5月末、敷地の一部で地盤が沈下していることが分かり、6月3日午後9時までに3899人が避難した。
○深セン・羅湖でビル傾斜 前日には近くのアパートも
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1767875155648129620&wfr=spider&for=pc