
別のメディアの中国新聞網によると、地盤沈下が起きたのは住宅団地の「碧桂園錦庭院」の37~39の3棟周辺。敷地内の草地や道路面が沈下し、一部地下駐車場で壁面のひび割れや水漏れがみつかった。天津市当局は、専門班を結成して現場に派遣。地元政府の幹部職員約200人らに避難の誘導や被害防止の活動を行わせた。
天津市政府は、天津大学などの専門家によるチームを発足させ、現場の調査と原因究明を進めるとともに、一層の地盤沈下を止めるための方法を検討させている。
香港メディアの東網によると、専門家の1人は「地盤沈下の原因は複雑で、局所的な特異な地盤沈下だ。短時間でこれだけ大きな面積が沈下するのは、国内外でまれだ」と話している。
一方、重慶市万州区でも1人、住宅団地内の1棟付近で地盤が突然沈下。地面に亀裂が走り、出入り口前の道路が陥没した。万州区当局が原因を調べている。
○深セン・羅湖でビル傾斜 前日には近くのアパートも◇出典
https://www.chinanews.com.cn/sh/2023/06-02/10018066.shtml
https://m.thepaper.cn/baijiahao_23357186
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230605/bkn-20230605211207375-0605_00952_001.html
◇参考情報
○杭州の地下鉄工事現場で路面陥没 建物傾斜、ガス漏れも