
当局によると、これまでのところ建物の構造に欠陥はみつかっていないが、部材の一部に問題がある可能性があるという。住民は「亀裂は1カ所だけではない。大きくも小さくもないが、危険を感じる」と話している。
騰訊網によると、宣漢県では4月11日にも地上10階、地下2階、面積2100平方メートルのアパートが突然崩落した。同県の警察によれば、けが人は見つかっていない。
崩落したアパートは22年10月、宣漢県住宅建設局の検査で危険な建物と判定され、入居する21世帯、66人が全員移転した。22年末から補修工事の準備が進められていた。
中国では建物の崩落事故がしばしば発生。22年4月には、湖南省長沙市望城区で8階建ての雑居ビルが突然崩落し、少なくとも26人が死亡、10人がけがした。21年11月には、江西省南昌市で、製薬会社の6階建ての職員寮が崩落して4人が死亡した。
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