20230403暴走中国のニュースメディア、都市快報によると、河北省邯鄲市叢台区の商業地区で3月31日深夜、オフロード車が群衆に突入して次々にはね、多数がけがしたの情報が映像とともにネット上で拡散した。警察が運転手を拘束したという。邯鄲市応急管理局は「刑事事件なので当局の管轄でない。公安(警察)に確認中だ」と述べた。

 香港メディアの東網によれば、現場は大規模商業施設の近く。午後11時ごろ、オフロード車が群衆に突入。数人をはねた後も、スピードを落とさないまま暴走し、近くのホテルの前で障害物にぶつかり止まった。運転手は爆発物のような物を持ってホテル内に入り「自分はテロリストだ」などと叫んだ。

 台湾の中央通信社によると、事件の映像多数が1日、中国のネット上に次々と投稿され注目を集めたが、1日夜以降まもなく削除された。海外ではツイッター上などで映像が拡散している。

 中国のネット上では事件が、社会に恨みを持つ者による犯行との見方が広がっている。中国では多くの地区で車の群衆への突入や、刃物による無差別殺傷事件が続発。ネット民から「中国経済が低迷し、失業率が上がり続ける中、改善できなければ、今後も似たような事件が起きる」との指摘が出ている。

 東網によると、邯鄲市では2022年3月20日も、車が自転車レーンを暴走して電動バイクを次々にはね4人が死亡、10人がけがする事件が起きた。運転手は直ちに拘束されたが、警察は「運転手が鎮痛剤を飲み過ぎたことが原因」と発表した。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1761976066603287779&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230401/bkn-20230401163536162-0401_00952_001.html

暴走乗用車が歩行者はねる 18人死傷、故意か 広州