林芳正外相が今週末中国を訪れ、秦剛外相と会談する。林外相は、中国の国家安全省に拘束された製薬大手の日本人幹部の早期釈放を求めるほか、尖閣諸島など東シナ海を巡る問題を話し合う。日本の28日の報道を引用し、香港メディア東網が29日伝えた。（写真は星島日報のサイト画面）

　報道によれば、林外相の訪中は4月1日から2日まで。実現すれば、日本の外相の訪中は19年12月以来初めて。就任から間もない秦剛外相との会談も初となる。林外相は、中ロが日本周辺で軍事活動を活発化させていることについても懸念を伝える。　

　秦外相は2月、林外相と電話会談した際、中国訪問を呼びかけた。岸田文雄首相も、林外相が招待に応じ中国を訪れる計画だと述べていた。