
香港メディアの東網によると、出火当時、作業員14人が作業中。冷凍冷蔵設備に残っていた冷媒が火元とみられている。死亡した作業員のうち5人は、安徽省から働きに来ていた。倉庫の撤去作業を請け負った業者のトップは、警察に拘束されたもようだ。
台湾の中央通信社によると、中国では冷凍冷蔵倉庫の火災で多数が死傷する事故がしばしば起きている。多くは電気回線の故障のほか、保守や解体作業中の溶接作業などが要因。冷凍冷蔵倉庫では大量のポリウレタンフォームが使われており、火災が起きると急速に燃え広がり、有毒ガスを発生させる。
21年1月には、山東省済南市歴下区の卸売市場で、解体作業中の冷凍冷蔵倉庫で火災があり、作業員1人が死亡した。設備を機械で切断する作業中、断熱材に火が着き、急速に燃え広がった。
◇出典
https://view.inews.qq.com/a/20230328A07JCG00
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230328/bkn-20230328210642649-0328_00952_001.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202303280337.aspx
◇参考情報