20230324印 中印両軍が昨年末、インドのアルナーチャル・プラデーシュ州のタワン地区近くの実効支配線付近で衝突し、双方に31人の負傷者が出ていたことが分かった。衝突後は両軍とも実効支配線後ろまで後退した。米フォックスニュースを引用し香港星島日報が24日伝えた。(写真は星島日報のサイト画面)

 フォックスニュースによると、衝突の発生は12月8日。消息筋によると、衝突前、インド軍には米国から迅速かつ詳細な情報提供があり、十分な準備の上、中国軍を迎え撃った。衝突はインド軍が優勢で、中国軍側に多くのけが人が出た。

 衝突発生の数週間前、米政府は、タワン地区近くで中国軍が演習を準備していることを発見。実効支配線近くに新たな拠点を築こうとしていることを察知した。米政府はインド軍に衛星画像を送り、中国軍の兵力や配置状況を知らせた。衝突の負傷者はインド軍の9人に対し、中国軍は22人だった。


◇出典

https://std.stheadline.com/realtime/article/1914142/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E4%B8%AD%E5%8D%B0%E5%8E%BB%E5%B9%B4%E5%BA%95%E7%88%86%E9%82%8A%E5%A2%83%E8%A1%9D%E7%AA%81-%E5%82%B3%E7%BE%8E%E4%BA%8B%E5%89%8D%E5%90%91%E5%8D%B0%E5%BA%A6%E6%8F%90%E4%BE%9B%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D%E6%83%85%E5%A0%B1
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