202300307大英紙フィナンシャル・タイムズは6日、マッカーシー米下院議長が台湾の蔡英文総統と台北でなく米カリフォルニア州で会談すると報じた。会談場所の変更は、中国政府の反応と米中関係の緊張の高まりに台湾側が配慮したためという。台湾・中央通信社が6日伝えた。(写真はRFAのサイト画面)

 同紙によれば、蔡総統は4月初め、国交がある南米の中米のグアテマラとベリーズを歴訪する際に、経由地としてカリフォルニア州を訪問。蔡総統は、下院議長と会談するほか、レーガン大統領図書館で演説も行う。蔡総統はまた、米ニューヨーク州も訪れる。

 今年1月に就任した、共和党のマッカーシー議長は、昨年8月、議長当選後は台湾を訪問する考えを示していた。蔡総統は、中国の軍事的な反応を避けるため、会談は台北を避けカリフォルニア州で行うよう議長を説得したという。


◇出典

https://www.cna.com.tw/news/aipl/202303070008.aspx

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/9-03062023142508.html

◇参考情報