台湾の中央通信社によると、日本の外務省関係者は、湖南省長沙市で2019年7月に拘束された50代の日本人男性が2月8日、スパイ罪で懲役12年の判決を受けたことを明らかにした。判決には詳しい記述はなく、スパイ行為の詳細は不明だという。

 日本人男性は、情報機関の国家安全省に拘束され、その後「反スパイ法」で起訴された。長沙市中級人民法院(裁判所)が判決を言い渡した。

 中国は2014年「反スパイ法」を施行し、外国人らへの監視を強化した。当局はその後、少なくとも日本人16人をスパイ行為の疑いで拘留した。今回の男性を含め、ほとんどに有罪判決が出たが、どのような行為が罪に問われたのかはっきりしていない。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202302270141.aspx

◇参考情報
日本人男性、上海で勾留 北京で勾留の男性は病死