202300222橋中国メディアの中国新聞網などによると。広西チワン族自治区賀州市八歩区の道路橋「歩頭大橋」の一部が19日夜、突然崩落した。賀州市八歩区交通運輸局の20日の発表では、事故に巻き込まれた車はなく、けが人はいなかった。橋は完成後8年足らずだった。(写真は中国新聞網のサイトの画面)

 歩頭大橋は、賀州市を流れる賀江に掛かる鉄筋コンクリート製のアーチ橋。岸に近い一部で橋脚や上部構造などが全部崩れ落ちた。賀州市八歩区当局が、警察や応急管理部門でつくる対策チームを現場に派遣。周辺の交通を規制する一方、事故原因の調査を始めた。

 中国小康網によると、歩頭大橋は2009年末に建設が始まり、05年7月に運用が始まった。完成から8年足らずで崩落したことから、工事の質に対する疑問の声が出ている。

 同橋は県道の一部で、周辺の住民約2万人の生活に大きな影響が出始めた。自動車はう回して別の橋を使っているほか、歩行者やオートバイは渡し船を利用している。賀州市当局が、渡し船を増やすため船舶の調達を急いでいる。

◇出典

http://www.chinanews.com.cn/sh/2023/02-20/9956791.shtml

https://www.chinaxiaokang.com/chengshi/2023/0222/1405811.html

◇参考情報
修理工事中に鉄道橋崩落 作業員12人が死傷 天津