202300207港台湾の中央通信社によると、香港と中国本土間の往来が6日完全に再開した。新型コロナウイルスのPCR検査の義務付けと入境人数の制限も取り消しされた。(写真は東網のサイト画面)

 1月には香港と中国本土側の深センの出入境検査場が再開したが、1日の往来人数は上限が設けられ、48時間以内のPCR検査の陰性証明が義務付けられていた。

 香港では、先月再開した落馬洲以外の羅湖、蓮塘、皇崗の各出入境検査場が6日、再び業務を始めた。うち羅湖の検査場はもっとも歴史が長く、ピーク時には1日30万人以上が往来していたが、コロナの発生で約3年、閉鎖されていた。

 香港メディアの東網によると、羅湖出入境検査場の幹部によると、中国本土に向かう出境ホールでは通常検査場15本とファーストトラック(快捷通道)25本、香港に向かう入境ホールにはそれぞれ19本と38本を設置した。蓮塘検査場では、業務再開に先立ち周辺住民が祝いの花火に点火した。 

 中国本土側からは6日、越境通学の児童多数が3年ぶりに対面授業のため香港に入った。越境通学の児童はこれまでオンラインで授業を受けていた。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202302060033.aspx

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230206/bkn-20230206084454877-0206_00952_001.html

◇参考情報