20230119河 香港メディアの東網によると、河北省三門峡市の飲食店で17日、食事中の女性客が突然、男の客に刃物で首を切られけがした。店主夫婦が男から刃物を奪って取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡した。女性は軽傷。夫婦にけがはなかった。(写真は東網のサイト画面)

 河北省では昨年6月、唐山市の飲食店で女性客が、男性客のグループから凄惨な暴行を受けて重傷を負う事件が起き、社会に大きな衝撃を与えた。惨劇からわずか半年あまり再び類似の事件が起きたことが注目されており、店内の映像などがネット上で拡散している。

 中国メディアの報道によると、女性客は別の女性と食事中、話しかけてきた男から首に刃物を突きつけられた。助けを求められた店主の妻は、刃物を持つ男の右手をつかみ、まもなく店主も加勢。3人はもみ合いとなり、床に倒れたが、男は最後に取り押さえられた。

 台湾の中央通信社によると、店主は「女性客と男は恐らく知り合い。仲違いしたのだろう」と話している。

 昨年6月の唐山市の事件では、酒に酔った男が、誘いを断ったと女性客に腹を立て、仲間とともに激しく暴行。女性客は瀕死の重傷を負った。

 河北省廊坊市の裁判所は昨年9月、唐山市の事件の主犯格の男に懲役24年、関係者を含む他の27人に懲役6カ月から11年の判決を言い渡した。

◇出典

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230119/bkn-20230119040827426-0119_00952_001.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202301180192.aspx

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/2-01182023105635.html

◇参考情報
河北唐山の女性暴行事件 犯罪グループの28人起訴
飲食店で女性客殴られ重傷 男9人逮捕 河北唐山