20230110台 台湾の中央通信社によると、中国軍が8日、台湾周辺での演習を宣言したことに対し、台湾総統府の張惇涵報道官は9日、中国軍がでたらめな理由で台湾を批判し、台湾海峡周辺で軍事活動を続けているとして中国側を非難した。 

 張報道官は「台湾は緊張をエスカレートさせることも、挑発することもしないが、主権と国家の主権は断固として守る」と述べた。

 中国軍は8日から台湾周辺で軍事演習を始めた。2週間以内で2回目の実戦演習となる。

 台湾国防省は9日、8日午前6時から9日午前6時にかけ、中国軍機57機が飛来したと発表した。うち28機は台湾海峡中間線とその延長線を越えて台湾南西部の防空識別圏(ADIZ)に侵入したという。飛来したのはJ11、Su30 など戦闘機、哨戒機、爆撃、無人機。爆撃機2機と無人機3機は、台湾本島南部とフィリピン間のバシー海峡を飛行した。

 中国軍東部戦区は8日、台湾周辺の海空で、軍の各兵種統合により、「合同戦争準備パトロール」と実戦演習を行うと発表した。陸上攻撃と海上での突撃を重点に、統合作戦能力の点検が目的だと指摘。外務勢力と台湾独立分裂勢力の結託による挑発に断固反対する行動だと強調した。

◇出典

https://www.mnd.gov.tw/NewUpload/202301/%E8%87%BA%E6%B5%B7%E5%91%A8%E9%82%8A%E6%B5%B7%E3%80%81%E7%A9%BA%E5%9F%9F%E5%8B%95%E6%85%8B_071264.JPGf

https://www.mnd.gov.tw/NewUpload/202301/%E8%88%AA%E8%B7%A1%E5%9C%96_072575.jpg

https://www.cna.com.tw/news/aipl/202301090076.asp


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