中国軍東部戦区報道官の施毅陸軍大佐は、同戦区は25日台湾周辺の海空域で、各軍種合同による戦争準備警戒パトロールと合同火力訓練を行ったと発表した。米で国防権限法が成立し、台湾支援に最大100億ドル(約1兆3300億円)支出を認めたことへの反発とみられる。(写真は台湾国防省の広報より)
施大佐は、このパトロールなどについて「米国と台湾が共謀して挑発のレベルを上げていることに対する、断固たる反応だ。戦区部隊は、あらゆる手段を用い断固として、国家主権と領土の完全を守る」と述べた。
台湾の中央通信社によると、中国軍東部戦区の演習について台湾国防省は25日夜、「武力による威嚇」は民衆を怖がらせることが目的だとするコメントを発表。台湾軍は、中国軍の動向を掌握し、適時適切に対応すると述べた。
台湾国防省は25日、中国軍が24日午前6時から25日午前6時まで、中国軍機8機、艦艇3隻が台湾海峡周辺で活動を行ったと発表した。うち中国軍機1機は、台湾西南部の防空識別圏(ADIZ)に進入した。
◇出典
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http://www.mod.gov.cn/topnews/2022-12/25/content_4929151.htm
https://www.cna.com.tw/news/aipl/202212250209.aspx
https://www.mnd.gov.tw/NewUpload/202212/2.%201111225%E8%87%BA%E6%B5%B7%E5%91%A8%E9%82%8A%E6%B5%B7%E3%80%81%E7%A9%BA%E5%9F%9F%E5%8B%95%E6%85%8B_141289.jpg
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