
地元当局は、鉱山事故救助の専門家3人を指導のため現地に派遣。救助隊員95人、車両5台、各種機器95台の態勢で生き埋めになった作業者の救出を急いでいる。
西部黄金伊犁は、上海証券取引所上場の金鉱会社、西部黄金(ウルムチ)の完全子会社。伊寧県中心部の東約30キロにある。金鉱石の採掘から精製まで一貫態勢で行っている。
中国メディアの証券時報によると、西部黄金では労災事故が頻発。2018年8月、新疆・ハミの金鉱で2人が重軽傷を負った。17年10月には、新疆・カラマイの金鉱で1人が死亡。同年11月には、今回事故が起きた西部黄金伊犁で1人が死亡し、当局が安全管理を問題視。会社が自主的に操業を一時停止した。
中国では鉱山が絡む労災事故がしばしば発生。今年7月23日には、甘粛省白銀市にある甘粛泓勝煤業の炭鉱で落盤事故が10人が起き死亡した。
◇出典
https://www.bjnews.com.cn/detail/167188105014848.html
https://www.bjnews.com.cn/detail/167195221214299.html
https://www.mem.gov.cn/xw/xwfbh/2022n9y16rxwfbh/mtbd_4262/202209/t20220918_422706.shtml
http://www.stcn.com/article/detail/761870.html