20221208米 ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)によると、米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は7日、中国の習近平国家主席のサウジアラビア訪問について「中国が世界的な影響力の拡大を図る動き。国際秩序にとり不利益だ」と述べた。 (写真はRFAのサイト画面)

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、習主席は7日から3日間の予定でサウジを訪問。300億ドル規模の経済協力で合意しする見通し。米国はサウジの人権侵害や石油増産の拒否を批判している。習主席の訪問は、米国とサウジの関係が緊張する中で行われた。

 カービー氏は「サウジアラビアは、米国の中核的なパートナーだ」と述べて、習主席の訪問をけん制。「かれらが求めている多くのこと、彼らが求めるやり方は、ルールに基づく国際秩序の維持に利益とならない」と語った。

◇出典

https://www.rfi.fr/cn/%E5%9B%BD%E9%99%85%E6%8A%A5%E9%81%93/20221207-%E4%B9%A0%E8%BF%91%E5%B9%B3%E8%AE%BF%E6%B2%99%E4%B9%8C%E5%9C%B0-%E7%99%BD%E5%AE%AB-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%89%A9%E5%A4%A7%E5%BD%B1%E5%93%8D%E5%8A%9B%E4%B8%8D%E5%88%A9%E5%9B%BD%E9%99%85%E7%A7%A9%E5%BA%8F

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/10-12072022160020.html

◇参考情報
米中首脳会談、台湾問題で譲歩なし 大統領「台湾独立不支持」発言なし
日米韓首脳が会談 北朝鮮と台湾海峡で認識一致