20221205鞍中国メディアの環球時報によると、金属加工会社、鞍鋼集団衆元産業発展(遼寧省鞍山市)の鉄構造物製造工場で1日午後4時35分ごろ、脱硫装置の下部で清掃作業中、装置が突然倒壊し、作業員8人が装置内にあった石炭灰の下敷きになった。うち7人がまもなく救出されたが、全員の死亡が確認された。(写真は東網のサイト画面)

 当局が残る1人の捜索を行うとともに、事故原因の調査を始めた。

 同社は鉄鋼最大手、鞍鋼集団の完全子会社。香港メディアの東網によると、同社の鉄構造物工場の従業員が「第2焼結作業区」の脱硫装置下で、石炭灰の清掃作業を行っていた。

 作業中の1日午後4時35分ごろ、脱硫装置の脱硫槽が突然外れて倒れ、作業員8人が石炭灰に埋もれた。ネット映像によると、作業員が白色の石炭灰の山をスコップで掘り救出作業を行い7人を救出した。消防隊も出動して救出作業を支援した。

 中国ではこのところ、多数が死傷する労災事故が頻発。11月には、浙江省紹興市柯橋区で、繊維業の浙江天馬実業の工場の汚水処理場で有毒ガスが発生。作業員4人が死亡し2人がけがした。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1751204996158432481&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20221204/bkn-20221204133117472-1204_00952_001.html

医薬品原料会社の汚水調整池で爆発 従業員7人死傷 浙江