20221125汚 浙江省応急管理庁は23日、繊維業の浙江天馬実業の浙江省紹興市柯橋区の工場で18日、汚水処理施設で作業中に有毒ガスが発生し、作業員4人が死亡し2人がけがしたと発表した。専門紙の中国応急報が25日伝えた。(写真は東網のサイト画面)

 同庁によると、浙江天馬実業の工場で18日午後4時ごろ、汚水処理装置の試験運転中、塩化鉄を使う汚水槽内で作業員1人が倒れた。同僚の5人が助けに入ったところ、次々に倒れた。汚水槽では作業前に換気が行われず、作業員は防護具を身に着けていなかった。 

 装置は、1日当たりの処理量が1万8000トン。事故当時、請負業者の作業員10人余りが現場周辺におり、汚水槽につながるパイプのつまりを除く作業をしていた。作業員は汚水槽内のパイプを洗浄する作業をしようとして事故にあった

 浙江省では2019年12月、嘉興市内海寧市の染色業、海寧市竜洲印染の工場で、汚水処理タンクが倒壊。付近の作業場を押しつぶし、従業員10人が死亡、12人が負傷する事故が起きた。死傷者の多くは、タンクから流れ出た汚水に押し流されたり、がれきの下敷きになるなどした。

 同管理庁は、今回の事故は、海寧市竜洲印染の教訓を汲み取らず、相応の資格を持たない業者に委託した結果、多くの死傷者が出たと指摘している。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1750429000036501441&wfr=spider&for=pc

https://baike.baidu.com/item/12%C2%B73%E6%B5%B7%E5%AE%81%E6%B1%A1%E6%B0%B4%E7%BD%90%E4%BD%93%E5%9D%8D%E5%A1%8C%E4%BA%8B%E6%95%85/24180950?fr=aladdin

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20221124/bkn-20221124090035605-1124_00952_001.html


◇参考情報
国有大手の吉林化繊で5人死亡 停電で有毒ガス発生